石けん作りの工程に欠かせない、保温。
夏に保温をし過ぎて、ジェル化や中央に軽い噴火のような跡が残ってしまったり、
冬に保温が足りなくて、ソーダ灰がたくさん付着してしまったり。
保温の加減で出来上がりが変わってしまうのですが、温度や湿度はそれぞれのお宅で異なるので
正解と呼べる方法はありません。
全ての方がこの方法で上手くいくという訳ではないのですが、ご参考までに我が家の保温法をご紹介致します。
□ 過ごしやすい気温、湿度の頃の保温
プチプチまたはタオルにくるんで、発砲スチロールの保温箱や保冷バッグに入れます。
□ 夜でも気温が30度近いような暑い日の保温
プチプチにくるむだけにします。
30度を超える日に、エアコンを消して出掛けてしまうような場合は
薄手のタオルにくるむだけにする場合もあります。
□ 梅雨時期や、夏の終わり頃など、少し蒸し暑い時期の保温
石けんをそのまま発砲スチロールの保温箱や保冷バッグに入れるだけにします。
夜に急に気温が下がった場合は、夜のみタオルにくるむこともあります。
□ 12月末~2月頃のとても寒い真冬の頃
石けんをプチプチでくるみ、更にタオルでもくるんでから
発砲スチロールの本箱や、保冷バッグに入れます。
雪が降るような底冷えする寒さの時は、タオルではなくフリース素材の
ブランケットでくるんで対策しています。
色々な保温のパターンを試しながら、ご自宅の条件に合う方法を見付けて下さい。
また、保温中に石けんの上に水滴が付着することがあります。この水滴をそのままにしておくと乾いた時に跡が残ります。
水滴を見付けたら、ティッシュなどでキレイに拭き取って下さい。